MAU LIFE LOG <ムサビ通信で学んだ記録>

【マウ・ライフ・ログ】サラリーウーマンをしながら、ずっと学びたかったデザインを学ぼうと一念発起。美大通信課程の2年次に編入、人生2回目の大学生活を送る。現在3年生。目標はアイデアを形にする力を手に入れることゆえ、卒業するかは未定。仕事と大学の両立に苦労しつつ、学ぶ喜びを噛みしめる。

通信教育の生産性は低いのではないか?という疑問と不安。

ようやくひと段落して、課題をしない土日を過ごしています。

 

正直、本当に、本っ当に、大変だったな…。

 

楽しかったけれど、通信ってやっぱり非効率なんじゃないかなという気がしないでもないです。まず作品に手をつけている途中段階でフィードバックがもらえない。いったん完成してから提出する。それで大体スコアがついちゃう。かといって、再提出になると全部やり直しとなるケースもあり、労力もかかるし、何より気持ちが折れそうになる。独学じゃないんだから、製作の途中でフィードバックがあるべきだ、とも思わなくはない。

 

基礎的なデザイン力の土台を培いたいのであれば、おそらく近場のデッサン教室や、ピンポイントで陶芸や版画教室などに3か月でも通った方が勘所掴めるのではないかと思っちゃったりします。。なぜなら、美的感覚は、本を読むなどの情報摂取では磨けず、結局「自分がやる」しかなく、修練が必要なわけです。それをただひたすらに集中してやり続けるためには、一人で向き合うよりも切磋琢磨出来る同士やリードしてくれる先生が同じ空間にいた方がいいに決まってます。一人で部屋にこもり、誰とも話さず、ただ黙々とやり続けるのって結構しんどいです。そして学ぶ仲間の作品と自分のを比較も出来ないので、気付きを得る機会が減り、非効率です。文系の勉強でも、一人だけでやるより、周りにも勉強してる人がいる図書館や塾の方が集中できたし、質問を共有すればより客観的な視野をもつ機会にもなります。そう思うと、通信教育って、時間を選ばないとはいえリターンが少ない、つまり「生産性が低い」のでは?という気がしてしまうんですよね。。。時間はある程度とられても、通学スタイルの勉強の方が結局は得るものが大きいのであれば、圧倒的に通学スタイルの勝ちです。

 

そんなこと言ってしまえば元も子もないかもしれません…。しかしこういうことは、通信教育をまさに受けている途中段階でも考えた方がいいと思って、あえて正直に書いています。ここまでやったのだからというサンクコストに縛られてはいけません。なぜなら目的は卒業ではないのだから。

 

学ぶことをもっと楽しみたいです。どうすればいいだろう。。。?

にほんブログ村 デザインブログへ にほんブログ村 デザインブログ プロダクトデザインへ にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ